セキュリティコラム

無線LANをタダ乗りされないためにパスワードと暗号化の設定をしよう

無線LANのタダ乗りで逮捕者が出ました

ノートPCで無線LANやWiFiの接続先を探すと大量に候補が出てきます。基本的にどれもパスワードがかかっていて接続することができません。でももしもパスワードや暗号化がなかったらタダ乗りできてしまいます。

そんな無線LANのタダ乗りで逮捕された人が現れました。大きなニュースになっていたので記事を見た人も多いでしょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

http://www.sankei.com/affairs/news/150612/afr1506120009-n1.html

えっ?タダ乗りするのは違法なの!?

そもそもなぜ逮捕されたのでしょうか。無線LANにタダ乗りしてはいけないのでしょうか。もしかしたら無意識にセキュリティがガバガバな無線LANに自分もアクセスしてしまうかもしれません。

でも大丈夫です。パスワードがかかっていなく、暗号化もされていない無線LANやWiFiに接続しても、それは違法行為ではありません。パスワードを破ったり、暗号化を解除して接続するのが違法行為になります。不正アクセスや電波法違反など様々な法律に引っかかります。だからあなたが普通にWiFiを使っている分には大丈夫です。

無線LANルーターは暗号化しておきましょう

以前、親戚の家に行った時、「無線LANの調子がおかしいから見て欲しい」と依頼されました。無線LANルーターの設定やケーブル接続がおかしかったため、そこを修正したらすぐ繋がるようになりました。

しかし恐ろしいことに気付いたのです。なんと無線LANルーターにパスワードがかかっていなく、暗号化もされていなかったのです。つまり電波の届く人なら誰でもタダ乗りできる状態だったわけです。

実際にアクセスログを見てみると、明らかにタダ乗りしている人がいました。おそらく隣人でしょう。タダ乗りされることも腹立たしいですが、それよりも侵入される危険性がありました。

同じ無線LANルーターにアクセスしているということは、ホームネットワークに入り込まれることを意味します。プリンタを操作したり、こちらのパソコンにアクセスできてしまいます。下手すると情報漏洩に繋がる大変危険な状態でした。

結局、無線LANルーターにパスワードを設定して、WPA2の暗号化をかけたことでタダ乗りされることはなくなりました。もしもこれを破ってくるようなら通報すればいいだけです。

あなたも無線LANルーターがタダ乗りされていないか一度確認してみてください。まずは無線LANルーターに接続する時にパスワードが必要な状態になっているかどうか、WPA2などの暗号化がかかっているかを調べてください。パソコンのセキュリティを高めるためにも絶対に必要な設定です。

パソコンのデータを簡単にバックアップする2つの方法

パソコンのデータを守りたいならバックアップしておきましょう

セキュリティソフトを入れる最大の理由はパソコンのデータを守ることです。パソコンの中には大切なデータがたくさん保存されています。ドキュメント、写真、動画など外部に漏れるのはもちろん、紛失してしまうのは絶対に避けたいところです。

そのためにみんなセキュリティソフトを使っているわけですが、パソコンのデータを紛失するのはウイルスばかりが原因ではありません。パソコンのHDDやSSDが壊れてしまうことも考慮しなければなりません。

そこで欠かせないのがバックアップです。パソコンのデータをどこかにバックアップしておくことで、万が一パソコン本体が壊れたり、HDDが復旧不能になったとしても、別の場所にデータが残ります。でもバックアップの方法が面倒だったり難しいと思い込んでいたり、実際にやっている人はあまりいません。そんな方のために設定がほとんど必要ない、簡単なバックアップ方法をご紹介します。

パソコンのデータはクラウドにバックアップする時代

一番簡単なバックアップ方法はクラウドにアップロードすることです。パソコンのデータの一部をインターネット上のスペースに保管しておくことで、もしも今使っているパソコンが壊れても、別のパソコンにデータをダウンロードできるわけです。

世界で最も人気なのはDropboxです。パソコンにDropboxのツールをインストールすると、フォルダが自動的に作成され、その中のデータはすべて自動的にクラウド上に保存されます。

複数のパソコンでDropboxを使用した場合は、自動的に同期されるのでいつでも最新の状態を保てます。これでパソコンのデータがDropboxにバックアップできます。自分で何か操作しなくても勝手にバックアップが取れるのが魅力です。パソコン初心者にとってもおすすめです。

私は3台のパソコンでDropboxを使っているため、パソコン3台とDropboxのサーバー、合計4箇所にデータを保管しています。どこかが壊れたとしても、別の場所から復旧できる状態になっています。

>> Dropbox公式サイトはこちら

外付けHDDにデータをバックアップするのが安心

Dropboxは非常に便利なサービスです。しかしいつサービスが終了するかわかりません。もしもサービス終了したらもうDropboxは使えません。またDropboxがハッキングの被害に遭って、データがすべての消えてしまうかもしれません。

そのためデータは3種類の場所に保管することが推奨されています。1つはパソコン本体、2つ目はDropbox、そして3つ目は外付けHDDを使うのがおすすめです。

外付けHDDは近年どんどん値下がりしていて、3TBもの容量でも15000円程度で購入できます。パソコンにUSB接続して、必要なデータをコピーしておくだけでバックアップ完了です。パソコン初心者でも操作に困ることはありません。

Dropboxを比較すると、手元に残る安心感、大容量、長期保存可能などのメリットがあります。その反面、自動化するのは少し知識が必要、お金がかかるなどのデメリットがあります。

パソコンはいつ壊れるかわかりません。今やウイルス対策だけでは不十分な時代です。だからこそバックアップして大切なデータを守るべきです。今回ご紹介したバックアップ方法すべてをやるのが理想ですが、Dropboxか外付けHDDのどちらかだけでもデータを守る確率がぐっと向上しますよ。

LastPassがハッキングされたけど、パスワード管理サービスは使うべき

パスワードを管理する会社が不正アクセスの被害に

まったく笑えないニュースが飛び込んできました。2015年6月16日に世界的に人気のあるパスワード管理サービスのLastPassが不正アクセスの被害にあったと公式ブログで明かされました。

パスワード管理サービスとは色々なWEBサイトのパスワードを一元管理できるものです。マスターパスワードでログインすると、Yahoo、Gmail、ニコニコ動画などありとあらゆるWEBサイトのログイン情報を記録できます。

ユーザーとしてはわざわざアカウント名とパスワードを入力する手間がなくなります。また、パスワードを忘れてしまう心配もなくなります。マスターパスワードさえ覚えておけばいいのですから。

パスワード管理サービスとして有名なのはLastPass以外に1PasswordやGoogle Chromeの機能などがあります。いずれにしてもパスワードを管理するサービスはどの会社よりもセキュリティに気をつけているはずです。それなのに不正アクセスにあってしまうとは酷い話です。

パスワードは暗号化されて管理されている

もしもあなたがLastPassユーザーなら「やばい!すべてのパスワードが流出したの!?」なんて慌てるでしょう。でも大丈夫です。各サイトのパスワードはLastPassのデータベースには保存されていません。自分のパソコンに暗号化して保存されています。だからLastPassのサーバーがハッキングされたとしてもパスワードが盗まれることはありません。

しかしLastPassにはクラウドのパスワード共有機能があります。もしもマスターパスワードが流出した場合は、登録しているパスワードも一緒に盗まれてしまいます。

で、今回は実際にマスターパスワードが流出してしまいました。マスターパスワードは暗号化されているとはいえ、不安になりますよね。ただ、非常に複雑な暗号化が施されているため、最新のパソコンで暗号を破ろうとしても1億年以上かかります。つまり事実上、余程運が悪くない限り、本来のマスターパスワードは誰にも見破れません。

ただ、不安な気持ちはわかります。念のためLastPassのパスワードは変更しておいたほうがいいでしょう。あるいはLastPassをセキュリティが緩く、信頼出来ない企業だと見限って別のパスワード管理サービスに乗り換えるのもいいでしょう。

今はLastPass以外にも1Passwordなど無料のパスワード管理サービスがあります。セキュリティソフトの機能の1つに入っていることもあります。いずれにしてもパスワード管理サービスは使うべきです。前時代的にメモ帳にパスワードを保存しておくよりは、遥かに強固なセキュリティを構築できるからです。

ソフトウェアを最新版にアップデートすべきただ1つの理由

ついつい忘れがちなアップデート

私達はパソコンで色々なソフトウェアを使っています。Windows本体、ブラウザ、Flashプレイヤー、Evernote、FTPクライアントなど数えきれないほどのソフトウェアがパソコンにインストールされています。

これらのソフトウェアは不定期にアップデートされています。最も身近なのはWindowsアップデートです。毎月1回は必ず実施されます。意識しないかもしれませんが、他のソフトウェアも頻繁にアップデートパッチがリリースされています。でも毎回きっちりすべてのソフトウェアをアップデートしている人はほとんどいません。

なぜアップデートされるのか

ユーザーとしてはアップデートなんて面倒な作業ですよね。Windowsアップデートなんて再起動が必要ですから、「うわっ、アップデート来てる。再起動面倒臭いなぁ。」といつも思います。

でももちろんアップデートパッチをリリースするのにはきちんとした理由があります。いろいろな理由がある中で主なものは以下の3つです。

  • 新機能の追加
  • 不具合(バグ)の修正
  • 脆弱性の修正

ソフトウェアによっては無料で新しい機能が追加されることがあります。別になくても困りませんが、あったほうが便利なのでアップデートを勧められることが多いです。

最も多い理由が不具合の修正です。例えば特定の機能が動作しなかったり、誤った動作をしていたらユーザーはとても困ります。最悪の場合、ソフトウェアが起動しないなんて不具合もあります。このような不具合を修正するためにアップデートパッチをリリースします。

そして最重要なのが脆弱性の修正です。脆弱性とは「外部からの攻撃を許してしまう穴」のようなもので、セキュリティホールとも呼ばれています。放置しておくと個人情報が盗まれたり、パソコンが破壊されてしまうなど甚大な被害にあう危険性があります。

脆弱性を放置するのは危険!最新版にアップデートしよう

最新版にアップデートすべき理由は、まさにこの脆弱性です。Windows XPのことを思い返してみましょう。Windows XPはサポートが終了したので、Windows7やWindows8.1へのアップデートがマイクロソフトから推奨されています。

Windows XPのサポートが終了したところで使えなくなるわけではありません。しかし新たな脆弱性が発見された場合、マイクロソフトは対応してくれません。アナウンスもしてくれません。だからいつのまにかパソコンの情報が盗まれたり、壊されたりするかもしれません。

他のソフトウェアも同様で、特にネットワークを利用するブラウザやFTPクライアントのようなソフトウェアは、常に最新版を使うことをおすすめします。長年愛されたFFFTPというFTPクライアントに致命的な脆弱性が発見され、多くの人が別のFTPクライアントに移行したことは有名な話です。

手動でのアップデートはどうしても忘れてしまいます。だからソフトウェアの設定で自動アップデートにしておくと、特に意識しなくてもパソコンやソフトウェアの安全性を確保できます。まずはWindowsやブラウザなどよく使うソフトウェアが最新版になっているか確認してみてください。

MACにもセキュリティソフトは必要!MACユーザーが狙われる時代に!

MACユーザーが狙われる時代になりました

昔からの慣習なのか想像なのか、「Windowsにはセキュリティソフトが必要で、MACにはセキュリティソフトはいらない」という固定観念が世間で定着しています。確かに昔はウイルスといえばWindowsをターゲットにしたものばかりで、MACは安全だと思われていました。

しかし近年MACをターゲットにしたウイルスや攻撃が増えています。だからあなたがMACユーザーなら無防備でいるのは危険です。しっかしMAC用セキュリティソフトを使うべきです。

なぜMACは攻撃対象にならなかったのか

ではWindowsばかりが狙われて、MACへの攻撃がほとんどなかった理由とはなんなのでしょうか。これには3つの理由があります。

  • Windowsユーザーが大半で、MACユーザーは少なかったから
  • MACは根源的な仕様が公開されていないため、ウイルス作成が困難だったから
  • 攻撃といえばウイルスで、WEB脅威が少なかったから

昔はパソコンといえばMACでした。一部のマニアや映像制作者以外はみんなWindowsを使っていました。でもiPhoneの登場によりウェアが激変しました。iPhoneの普及に伴い、MACを使う人がどんどん増えてきているのです。

また、Windowsはソフトウェア製作者のためにすべての仕様が公開されています。どんな自由なソフトウェアも作れます。当然ウイルスもWindowsの脆弱性を狙えます。逆にMACは脆弱性がわからないように細かい仕様は公開していません。だからウイルスを作りにくいのです。

そして数年前まではITにおける攻撃とはウイルスを意味していました。メールにウイルスを添付させたり、フリーソフトにウイルスを混入させたりしていました。でも近年はウイルスよりもWEB脅威が増えています。フィッシング詐欺や不正送金など、ウイルスではなく金銭目的が増加しています。

いくらMACがウイルスの感染するリスクが少ないといっても、メールソフトや偽WEBサイトを使われたWEB脅威には無防備です。MAC用セキュリティソフトさえインストールしておけばWEB脅威を防げるのに、対策をしないのは危険と言わざるを得ません。

だからMAC用セキュリティソフトはWEB脅威対策に強いものがおすすめ

WindowsとMACを比較してみると、今もMACのほうがウイルス感染リスクは低いままです。しかしWEB脅威のリスクは一緒です。つまりMAC用セキュリティソフトを使うなら、WEB脅威への対策がしっかりしているものがおすすめです。

フィッシング詐欺、不正送金に引っかからないようにメーラーやブラウザを保護してくれるセキュリティソフトといえば、やはりウイルスバスター for MACでしょう。危険なサイトにはアクセス出来ないようにしてくれますし、危険度の判定もしてくれます。

Windows7/8.1で拡張子(ファイル形式)を表示させる方法

.exeファイルを無自覚に実行しないように要注意

年金データ漏洩問題に続報が出ました。どうやら.exe形式のウイルスを実行してしまったそうです。これってパソコンに詳しい人からすると、「え?なんで今時そんなのに引っかかかるの!?」ってレベルです。

.exeとはWindowsの実行ファイルで、プログラムをインストールするものは大抵.exe形式が使われています。パソコンにプログラムをインストールするのですから、もしもウイルスだった場合は危険だと多くの人が認識しています。勘違いして欲しくないのは、exeファイル自体は別に危険ではないことです。あらゆるソフトをインストールしたり起動したりするのはexeファイルなのですから。

ただ、よく考えてみると最近はファイル形式って意識しないのかもしれません。というのも、Windowsの初期設定だとファイルの拡張子が表示されていません。設定すれば、実行ファイルならexe、画像ならjpg、png、bmp、動画ならavi、mp4、flvなどの拡張子がファイル名のあとに表示されます。

アイコンの画像でファイル形式を判別するのが普通かもしれませんが、アイコン画像はいくらでも偽装できます。画像ファイルに見えても、「写真.jpg.exe」のように拡張子を見たら実は実行ファイルだったなんてことがあります。

だからセキュリティのことを考えたら拡張子を表示されていたほうが安全です。ウイルスに感染するリスクを低減できますし、ファイルを開けない時に拡張子から必要なソフトを調べたりできます。

Windows7で拡張子を表示させる方法

上記の通り、現在Windowsの初期設定では拡張子が非表示になっています。ではどうすれば拡張子を表示できるのか、その設定方法をご紹介します。まずはWindows7の場合です。

スタートボタンをクリックします。

コントロールパネルを開きます。

デスクトップ カスタマイズをクリックします。

フォルダオプションを開きます。

「表示」タブをクリックします。

「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、OKボタンをクリックします。

Windows8.1で拡張子を表示させる方法

年金のデータ漏洩から改めて考える標準型メールへの対策

日本年金機構で125万件の情報漏洩が発生

2015/6/1に日本年金機構から情報漏洩があったと発表がありました。なんと125万件ものデータが漏洩し、多くの人の情報が盗み出されたことがわかりました。ニュースなどではサイバー攻撃と報じられていますが、詳しく調べてみると運用上のミスのようです。

そもそも年金のデータが漏洩したきっかけは標準型メール攻撃と呼ばれる古来からある手法です。対象者にメールを送り、ウイルスが混入した添付ファイルを開かせるものです。今どきこんな簡単な攻撃に引っかかることに驚きを隠せません。

多少なりともセキュリティに意識を持っている人なら、知らないメールのリンクなんて踏みませんし、添付ファイルを開くなんてありえません。リテラシーというか教育がなっていないと言わざるを得ません。

防げないものだと考えた方がいい

ただ、みんながみんな標準型メール攻撃に対し、完璧な手段を持って対策できるとは限りません。おそらくどんなにしっかりとした運用をして、教育をしたとしても、リンクを踏んだり添付ファイルを開いてしまったりする人が現れるでしょう。

例えば、民主党の上原哲太郎氏は7年前にこんな標準型メールを受け取ったそうです。

実際に存在する団体、メールアドレスに偽装され、ファイルもそれらしいもので、セキュリティソフトのスキャンにも引っかからない添付ファイルです。正直、これを怪しいと思える人は極僅かです。もしかしたら私も開いてしまうかもしれません。

ここまで巧妙な標準型メールが送られてきたら、大半の人が感染してしまうでしょう。今回の年金のデータ漏洩もこんなメールだったのかもしれません。となると、「感染する」「リンクを踏んでしまう」ことを前提に運営していくしかありません。

年金のデータは流出させてはならないものですから、ネットワークに繋ぐパソコンには絶対にコピーできないようにするとか、端末にはUSBメモリを接続できないようにするとか、ウイルスに感染したとしてもデータ漏洩しない仕組みが必要です。

アップロードする前にVirusTotalでオンラインウイルススキャンしよう

ウイルスを配布してしまう危険性

昔の話になります。私が勤めていた会社で大事件が起きました。ソフトウェア会社だったのですが、最新バージョンのパッチをアップロードしたら、なんとそのファイルがウイルスに感染していたのです。

顧客は10万人以上いたので、10万人にウイルスを配布してしまう可能性がありました。もはやサイバーテロです。幸いすぐに気付いたため、被害は最小限に抑えることができたものの、すでに感染してしまった顧客もいました。

ウイルスチェックはクリアしていたのに

ではなぜこんなことが起きてしまったのでしょうか。決してウイルスチェックを怠っていたわけではありません。アップロードの担当者もテスト担当者も自分のパソコンのインストールされているセキュリティソフトで、ウイルススキャンを実行していました。

しかしどちらもウイルススキャンに引っかかることはありませんでした。だから大丈夫だと安心してアップロードしてしまったのです。そう、セキュリティソフトは完全な存在ではありません。セキュリティソフトによっては見逃してしまうウイルスもあります。特に未知のウイルスならなおさらです。

省庁から電話がかかってきました

ウイルス付きのファイルを配布してしまったため、気づいた顧客がどこかに相談したのでしょう。会社に省庁から電話がかかってきました(具体的にどこだったかは忘れてしまいました)。

アップロードする前にオンラインスキャンをするように薦められました。オンラインスキャンというとトレンドマイクロの無料スキャンサービスが思い浮かびますが、そうではありませんでした。

50種類以上のセキュリティソフトのスキャンを一気に実行できるVirusTotalというオンラインサービスでした。なるほど、1つのセキュリティソフトではスキャンに引っかからないかもしれないので、50種類試すことで総合的に判断することができるわけですね。しかも無料です。

こんな便利なものがあるとはまったく知りませんでした。誤検知になってしまう場合があるのですが、50種類以上のうち5つまでならOK、みたいな社内ガイドラインを作成することにより、それ以降はウイルスを配布するなんて事態を防ぐことができました。

VirusTotalでオンラインスキャンをする方法

VirusTotalの使い方はとても簡単です。ファイルをアップロードしてスキャンを実行するだけです。ただし、ファイルは64MBまでしか対応していないので、もしも容量の大きいファイルをスキャンしたい場合は、クライアント版をダウンロードしましょう。

もしもあなたがソフトウェア会社など顧客にファイルを配布するような企業に勤めているなら、アップロードする前にVirusTotalを使うようにしてください。下手すると大ニュースになって会社の危機になるかもしれません。失った信用を取り戻すのは本当に難しいことです。会社と顧客を守るためにもウイルススキャンを徹底しましょう。

新しい詐欺「ボイスフィッシング」とは?電話だからって信用しないように!

ボイスフィッシングとは電話による詐欺

先日、三菱東京UFJ銀行からこんなメールが届きました。

現在、他の金融機関において、警察や銀行員を名乗りお客さまの情報を盗み取ろうとする不審な電話が確認されています。これらは「ボイスフィッシング」と呼ばれ、電話などでお客さまのID・パスワード等を聞き出したり、パソコンの偽画面への入力を誘導したりするものです。

怖いですね。電話の詐欺といえばオレオレ詐欺、振り込み詐欺が有名です。でもこれらの詐欺は直接現金を渡す工程が発生します。オレオレ詐欺を仕掛ける型としては逮捕される確率がもっとも高くなる瞬間です。

この危険性を回避するために生み出されたのがボイスフィッシングです。直接誰かと合う必要がなく、電話でネットバンクのIDとパスワードを聞き出して不正送金するので、詐欺を仕掛ける側としてはやりやすいのです。

ID・パスワードを聞き出す電話なんてありえない

そもそも銀行が電話でIDとパスワードを聞いてくるなんて考えられません。例えば銀行の窓口で振り込みの手続きをする際、パスワードを入力することがあります。

通帳を持っていかずにキャッシュカードだけで窓口で税金などの振込をしようとすると、4桁のパスワードの入力を促さえます。でも銀行員に直接教えることはありません。銀行員にはどんなパスワードを入力したか見えないようになっています。パスワードが合っているのか・間違っているのか、だけがわかります。

ネットバンクも同様で、銀行員にはIDもパスワードもわかりません。厳密に暗号化されてデータベースに保存されています。だって考えてもみてください。もしも銀行員にIDとパスワードがわかるような仕組みだったら大変危険です。

銀行員も人間ですから、もしかしたら不正送金をしようとするかもしれません。銀行はそんな事件を防ぐために、誰にもわからないようにしているわけです。だから電話だろうとメールだろうと、銀行からIDとパスワードを聞いてくるなんてありえないのです。

ボイスフィッシング対策はとにかく信用しないこと

もしもあなたにボイスフィッシングの電話がかかってきたら、相手をせずにすぐにガチャンと電話を切ることをおすすめします。これが一番の対策です。そのあとに銀行に連絡して、ボイスフィッシングのことを知らせてあげましょう。

銀行側にボイスフィッシングの情報が集まれば、警察との連携がとれて、犯人を絞り込むことも可能になります。電話だとついつい油断してしまいますが、フィッシングメールと同じように信用しないことが大切です。

消えない!不正なポップアップ画面を確実に消す方法

デスクトップにポップアップ画面が・・・

ある日突然、パソコンの画面にポップアップが表示されたら焦りますよね。そういうポップアップ画面は基本的に金銭目当てであり、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺の手法の一つです。

アダルト会員サイト風の請求だったり、ウイルス観戦を装う請求だったりと、とにかく見ている人を焦らせてクリックさせようとします。ポップアップ画面なんて消してしまえばいいのですが、消してもまた表示され、再起動してもまた表示され・・・と何をやっても消えなくて困っていませんか?

まずはセキュリティソフトをインストールしよう

では消す方法はあるのでしょうか。まずセキュリティソフトがインストールされていることを確認して下さい。ただ、AvastやMicrosoft Security Essentialsのようにウイルスやマルウェアの検出率が低く、機能も少ない無料セキュリティソフトでは駄目です。

ワンクリック詐欺対策やフィッシング詐欺対策の機能を備えた有料セキュリティソフトがおすすめです。インストールしたらパソコン全体のファイルをスキャンして、ウイルスの駆除を試みてください。

それでも消えない!そんな時はクリーンナップサービスを活用

ポップアップ画面を出すウイルスをセキュリティソフトでは駆除できない可能性があります。あとからインストールしても手遅れになることがあるのです。

でも大丈夫です。ウイルスバスタークラウドを提供しているトレンドマイクロでは「おまかせ!不正請求クリーンナップサービス」というポップアップ画面を消してくれる有料サポートがあります。

無料ではないので躊躇するかもしれませんね。でもずっとポップアップ画面が消えないままでいいのですか?わざわざパソコンを買い換えるのですか?またパソコンを快適に使えるのなら安いものです。

「おまかせ!不正請求クリーンナップサービス」を利用する手順は以下のとおりです。

  1. 申し込み
  2. 実施日を予約
  3. サービス実施

まずは電話サポートで状況を説明します。すると担当者がポップアップ画面が出ている状況や原因を遠隔で調査してくれます。その調査結果から専用の駆除ツールを作成してくれます。あとはパソコンで駆除ツールを実行すれば、ポップアップ画面が消えます。

難しいことは一切ありません。ほとんどのことはサポート担当者がやってくれますし、こちらは指示通りにツールを実行すればいいだけです。ポップアップ画面が消えなくて困っている人は、ウイルスバスタークラウドのサービスを利用してみてください。