Windows7/8.1で拡張子(ファイル形式)を表示させる方法

.exeファイルを無自覚に実行しないように要注意

年金データ漏洩問題に続報が出ました。どうやら.exe形式のウイルスを実行してしまったそうです。これってパソコンに詳しい人からすると、「え?なんで今時そんなのに引っかかかるの!?」ってレベルです。

.exeとはWindowsの実行ファイルで、プログラムをインストールするものは大抵.exe形式が使われています。パソコンにプログラムをインストールするのですから、もしもウイルスだった場合は危険だと多くの人が認識しています。勘違いして欲しくないのは、exeファイル自体は別に危険ではないことです。あらゆるソフトをインストールしたり起動したりするのはexeファイルなのですから。

ただ、よく考えてみると最近はファイル形式って意識しないのかもしれません。というのも、Windowsの初期設定だとファイルの拡張子が表示されていません。設定すれば、実行ファイルならexe、画像ならjpg、png、bmp、動画ならavi、mp4、flvなどの拡張子がファイル名のあとに表示されます。

アイコンの画像でファイル形式を判別するのが普通かもしれませんが、アイコン画像はいくらでも偽装できます。画像ファイルに見えても、「写真.jpg.exe」のように拡張子を見たら実は実行ファイルだったなんてことがあります。

だからセキュリティのことを考えたら拡張子を表示されていたほうが安全です。ウイルスに感染するリスクを低減できますし、ファイルを開けない時に拡張子から必要なソフトを調べたりできます。

Windows7で拡張子を表示させる方法

上記の通り、現在Windowsの初期設定では拡張子が非表示になっています。ではどうすれば拡張子を表示できるのか、その設定方法をご紹介します。まずはWindows7の場合です。

スタートボタンをクリックします。

コントロールパネルを開きます。

デスクトップ カスタマイズをクリックします。

フォルダオプションを開きます。

「表示」タブをクリックします。

「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、OKボタンをクリックします。

Windows8.1で拡張子を表示させる方法

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